三帰依文

仏、法(仏の教え)、僧(法を聞くもの)の「三宝」に帰依(信順)することを誓った文。
出家・在家を問わず、仏教徒の受持しなければならない誓いである。

明治維新の廃仏(はいぶつ)毀釈(きしゃく)の状況下で、護法運動に挺身(ていしん)した大内青巒(せいらん)という仏教学者が、仏典にもとづいて作成されたものと言われている。

※遊林寺の聞法会では、法話の前に、一堂唱和しています。

人身(にんじん)受け難(がた)し、いますでに受く。
仏法(ぶっぽう)聞き難し、いますでに聞く。
この身(み)今生(こんじょう)において度(ど)せずんば、さらにいずれの生(しょう)においてかこの身を度せん。
大衆(だいしゅう)もろともに、至心(ししん)に三宝(さんぼう)に帰依(きえ)し奉(たてまつ)るべし。
 自ら仏(ぶつ)に帰依したてまつる。
 まさに願わくは衆生(しゅじょう)とともに、大道(だいどう)を体解(たいげ)して、無上意(むじょうい)を発(おこ)さん。
 自ら法(ほう)に帰依したてまつる。
 まさに願わくは衆生とともに、深く経蔵(きょうぞう)に入りて、智慧(ちえ)海のごとくならん。
 自ら僧(そう)に帰依したてまつる。
 まさに願わくは衆生とともに、大衆を統理して、一切無碍(むげ)ならん。
無上甚深(じんじん)微妙(みみょう)の法は、百千万劫(ごう)にも遭(あい)遇(あ)うこと難し。
我いま見聞(けんもん)し受持(じゅじ)することを得たり。
願わくは如来の真実義を解(げ)したてまつらん。

南無阿弥陀仏